普代の海を熟知した漁師が取り揃える
豊かな自然が生み出した季節の味覚
海進丸水産の合砂家は岩手県・普代の漁師の家系。
春はわかめや昆布などの養殖や岩場の海藻、夏の味覚は磯漁、鮭の便りが届く秋からは豊富な魚種を誇る定置網漁、年の瀬にはあわび漁と、1年を通じて様々な漁に出ます。
そうして洋上に船を浮かべ網を引いていると、季節によって色合いを変える海の恵みには、日本料理の世界でいわれる、走り、旬、名残の言葉が示すように、その瞬間の自然が生み出した豊かな味覚があることに気がつきます。
移ろいながら、ひとつとして同じもののない、おびただしい魚の味わいは、稀に見る三陸の好漁場の象徴。「北三陸のこの海から季節の味わいをみなさんに届けたい」そんな思いとともに、わたしたちは今日も沖へ船を向けます。